雑・ホビーの工作

3 本日の食卓
これがやってみたかった。
まだまだ稚拙で大きいものはできないが、昔の家には飾り物が多くあったように思う。
生活に色気を出すのは飾り物が少々欲しい。
無駄なものは、スパイスになる。

エビ・カニ・タコ・イカは健康に悪いらしい。
野菜も食べないと。
どこかで見たことのあるようなものも、金属にすることが出来た。
そのうち、有名なフィギュアに挑戦してみようと思う。

鋳造直後の状態。
使った材料は、Cu/Ag/Pt/Pd/Ru/Ir/Fe/Ni/Ge etc...
材料により硬化剤、軟化剤、変色防止剤いろいろあるようだ。道は遠い…。
というわけで、指輪の製作会を行うことになった。
原型を作ってそのコピーを作るための
オートワックスポット。
ゴム型内に蝋を注入。
坩堝の中に材料を入れるための
切断機。
紙まで切れる。
蝋型に埋没剤を入れ、鋳肌を整えるための
真空脱泡機。
鋳型を硬化させるための
電気炉制御盤。
1000度の電気炉から、鋳型を一発で取り出す。失敗すると袖が燃える。
鋳型焼成用電気炉。
高温のものは綺麗である。
吉田キャスト工業株式会社製、鋳造機セット。

中古で買ったのに、二日間泊りがけで技術指導をしてくださった。
興味のおありの方は、是非ご連絡をしてみては。丁寧なホームページがあります。

配管と結線に時間がかかった。簡単なことはこの世にない。
左:1200℃程度までの真空溶解加圧鋳造機

中:加熱用ボンバータ

右:高融点金属用鋳造機
何かのロボットの頭に似ている。
素人思考ですると必ず失敗する。金属にも突沸(イメージ)するような条件がある。
加熱中。
タナを作らないための入れ方が難しい。
減圧して同加熱中。
同。湯になった状態。
温度が高すぎて鋳型を悪くする。
プラチナ用鋳造機。当方は予算が無いので、鉄-ニッケル系で遊ぼうと思う。
鉄系合金は3500種以上あるらしい。
Pちゃんを溶かして下の鋳型に落とし、加圧する。
本来は蓋をして減圧をし、酸化防止し温度管理をする。
自動的にタイマーが最良なタイミングを教えてくれる。
インコネルやニッケルは、大気で激しく酸化する。
坩堝の温度。新しい師匠に怒られてしまうだろう。
とても難しいキカイ。溶湯の状態が他の金属と違うので、見極めができない。
チタン鋳造機。(そのうちチタンのおもちゃをひとつ。)

同機は1300台売れてビルが建ったと。
歯科用。
同・遠心鋳造機の内部。

瞬間的に、200Gで鋳込む。


万能排気台のつもり。

写真3枚は、工作途上の排気台。
アルバックのポンプが優秀なせいか、二日目にTOLLで-6代に入った。
上部に電気炉を付け、注入弁、ガス・電気の配管に時間がかかっている。
10月12日、ようやく排気台が組みあがった。
タングステンフィラメントのイオンゲージを、排気してみた。
ヒータが4V4A、グリッドは4V8A、
I/Pは500Vで20mAがいっぱい。
プレートを脱酸して、
オーブンに入れる。
熱処理して封じ切った。
09年11月

現在もお遊びは継続中
現在、ランニングテスト中。
ヒータは何時間後に切れるのか?電子放射はいつまで続くか?
ゲッター無しの真空管が使用に耐えるのか?

9月某日、東京電機大学オーディオ部の子達と指輪の鋳造会を開催。


初めての作業にみなお疲れの様子。

それにしてもすごい寝相。
これが製作した指輪たち。

ギラギラである。

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